雑記

好き勝手言います

2/22

「え、ちょっと待って?今日、2のゾロ目の日じゃない?」

…ということで、ブログを書いている。なんとしても、2022年2月22日22時22分に更新したい。その瞬間を残さなければという使命感がある。よし、制限時間は一日。今日一日の隙間時間だけで、どれくらい話を広げられるのか、どれくらい文章を書けるのか、そういう挑戦をしようではないか。いざ尋常に勝負!

くだらなすぎて申し訳ない。意味分からないと思ったそこのあなたの感覚は間違っていない。自分でも「何それ?」ってちょっと思ってる。だけど、まあ、ちょっとした恥ずかしさには目を瞑って頑張って書いてみるので、もし海のような広い心と、ドラえもんのような暖かい眼差しをお持ちの方がいたら、読んでいただければなと思う。(参考:ドラえもんの温かい目 - YouTube

え、ちょっと待って?
今日、猫の日らしいんだけど、このタイミングでドラえもんを出した私、天才じゃない?

ごめんなさい。調子に乗りました。時間がないので、寒いノリもこのまま放置して、無理矢理話を進めていきますね。

文章書きたい気分じゃないなぁとぐずぐずしていたら、前の更新からちょうど1ヶ月経ってしまったので、今月の出来事について話をしよう。何せ、2が揃っている日なわけだし。よし、決まり。それにしても1ヶ月経つの早い。鬼スピードじゃん。

2月といえば、そう、旧正月
もしかすると、バレンタインって言った方が良かったかもしれない。つい、”普通”に対してちょっと反逆したくなってしまった。私の悪い癖である。制限時間が迫っていると言うのに、こんなときでも悪い癖というものは出てしまうものらしい。一応どちらにもエピソードはあるので、どちらについても触れてみる。あ、そう言えば、節分もあるのか。忘れてた。ごめん、節分!この前の説で「鬼スピード」って言ったからそれで勘弁してくれ。

この前の土曜日、神社に行った。ようやく初詣というか、今年の参拝に行った。普通は年始に行くものだろうけど、私の心の中では、1月は永遠に冬休みで、めんどくさがりやの私がそんなときに、人が大勢集まってくるところにわざわざ出向くわけがない。どこにも行きたくない。家でぐうたらしていたい。そうしているうちに、結局、毎年2月に持ち越してしまう。調べてみると、旧正月は2月だということで、「じゃあ2月でいいじゃん!」と都合よく解釈することにしている。

ちなみに、2月は永遠にバレンタインということにしてみた。日本のバレンタインは日本のチョコレートメーカーに都合の良い企業戦略にしか過ぎないけど、今年は都合よく乗っかることにして、リンドールのチョコレートを購入した。前に先輩にもらって美味しかったからだ。絶対一気にたくさん食べないと誓って、コツコツいただいた。

おみくじもちゃんと引いた。今年私が引いたおみくじには、「小さいものに目を向けよ」的なことが書いてあった。そういえば、偶然かもしれないけど、最近何かとそういう提言を見かけるなと思い、「わ、わかりました…」という気分になった。
人や物は「関係」によって成り立っているわけだから、小さなものが巨大な力となることなんていくらでもあるだろう。大きく見えるものも、小さなものの集合体でできているのだ。

こういうとき、何となく思い出してしまうのは、サン=テグジュペリの『星の王子さまLe Petit Prince)』である。星の王子さまは、私にとってはバイブルのような存在なので、定期的に読んでいる。美しい場面がたくさん登場するし、想像を信頼してくれる余白に安心する。
「きみは、なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任を持つんだ」というキツネの教えはいつも刺さるものがある。

私は涙の国のシーンとかもけっこう好き。王子さまは、「バラにトゲがあるのは何故?」という問いに、「忙しい」と返されてしまい怒り出す。

「何百万年も昔から、花はトゲをつけている。何百万年も昔から、ヒツジはそれでも花を食べる。なんの役にも立たないトゲをつけるのに、どうして花があんなに苦労するのか、それを知りたいと思うのが、大事なことじゃないっていうの?(略)」
(『星の王子さま』P38、新潮文庫

「もしも誰かが、何百万も何百万もある星のうち、たったひとつに咲いている花を愛していたら、その人は星空を見つめるだけで幸せになれる。(略)でも、もしその花がヒツジに食べられてしまったら、その人にとっては、星という星が突然、ぜんぶ消えてしまったみたいになるんだ!それが重要じゃないっていうの!」王子さまは、それ以上なにも言えなくなった。そうして不意に泣きじゃくりだした。
(『星の王子さま』P39、新潮文庫

あ!やばい!時間だ!星の王子さまの話の続きはまた今度どこかで…。

思ったけど、200年後の今日は、2222年2月22日というわけだ。きっと人間は200年経ってもそこまで成長してないだろうから、200年後もきっと私みたいに「2が揃った!」とくだらないことで喜ぶやつがいることだろう。

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