雑記

好き勝手言います

後日談

選挙が終わったのでその後の感想やらをせっかくだから簡単に書こうかなと思う。せっかく悩みに悩んだ記事を書いたので。

mskfk.hatenablog.com

比例をどこに入れるかギリギリまで悩んだのだけど、悩んだ末に入れた人は無事当選した。今回の投票は、通るか分からないけど頑張れば通りそうだなって思う人に入れてみた。投票した人が通ったので、その人がどのような仕事をするのか、これからにちゃんと注目していたいなと思う。

今回はいつも以上に悩んだのもあり、闘った感がすごいある。何と闘ったのかは謎だが。自分なりに、近くと遠くを頑張って見た。良いものを選ぶというより、良くないものを選ばないこととの闘い。

あと、自分は選挙に行くし、なんなら行く人増えるといいなぁと思ってるけど、他人に強制したりはできないことだと思うし、馬鹿にもしたくないなと思うから、同期ちゃん悪口言ってごめんね、ってここで謝っておくことにする。前に言われてそのときの私は特に反論しなかったから、自分の中に鬱憤が残っていて、思い出し発散してしまったのです。反省。

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昨日、なんとなくTwitterを見ていたら、「権力とは関心や同意を得ることを言うから選挙はただの政(まつりごと)にすぎない。自分はそういう自由へのアプローチの仕方はしないから、選挙にも行かない。関心を持たなければ彼らは勝手に衰退する。」というようなことを言っている人がいて、私はこれをどう捉えていいかよく分からなかった。私の考えの根本は、「権力への一番の抗力は眼差しを正面から向けること」だと思っているから、根本的な部分で考えが違うので、分かり合えないことは分かるのだが、こういう人のことをどう捉えていいかよく分からない。気になって他のツイートも見てみたら、「民主主義は多数決で物事を決めることだからいけないこと。扇動される民衆が一番危険。社会よりも個人が大事。これからは組織はいらない。」ということを言っていて、これも違うんだよ。私は「民主主義は多数決を取るけど、少数派の意見を蔑ろにはしてはいけないし、それがとても重要。扇動される民衆にならないために、個人がそれぞれの意思を持った上で示すのが大事」なんだよな。なんていうか、パラレルワールドの人みたい。え?結局どうしたいんやろ?共産主義国家にしたいってこと?この人の言いたいことのイメージがわかない。全ての人が共産主義国家の独裁者になれれば幸せって言ってるのかな?もしかすると、国という概念をなくしたい人なのだろうか。そういう思想の人たちなら確かにいる。そういう考えがあることはおかしいことじゃないし。って思ったけど、この人はもっとなんていうか、インフルエンサーへの憧れを拗らせてる人って感じがする。まあ、とりあえず、いっか。たぶんこの人のことあまり好きじゃないからこれ以上は生理的に受け付けないや。すかしてる人あまり好きじゃない。どこかに情熱を秘めてるような人が好き。

国という概念をなくそうとする人たちの思想はもっと他の人から聞いてみたいな。そういえば、詩人の谷川俊太郎さんが自分の父親がそういう活動してたことあるって言ってたなと思い出して、家にある谷川さんの本をペラペラと読み始めてしまった。本によると、谷川さんのお父さんは哲学者で世界政府運動に関わっていたことがあるらしく、その時に国連を発展させて国家を無くしていこうとする運動をされていたみたい。EUの延長みたいな。言われてみれば、確かに、アメリカ先住民の人たちは国家を持っていなかったか。是非は置いておいて、いろんな思想を知るのは楽しい。

谷川さん、嫉妬や羨望はその人の生きるエネルギーだからっていう話もしているや。今後他人のそういうのが気になることがあったら、今度からは「エネルギーや…!」とだけ思うことにしよう。そもそも、嫉妬は別に悪いものじゃないと思っているし。この間も、源氏物語の予習をしてたんだけど、これがまた面白くて。…あかん、これはさすがに脱線しすぎや。

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うろ覚えだけど、民主制って、いわゆる少数派の人々の「全ての人に平等な権利を」という発想が起源だったけど、それだと結局多数派ができるから少数派の意見は反映されない、という問題を持っていたんだよな、元々。だから、民主主義という手段を使って社会を進めていくのなら、多数派を重要視するというより、少数派を蔑ろにしないことが大事なんだよな。そう考えるとやはり私は選挙に行く。今の日本の選挙にどれくらい民主制があるのかは謎やが。

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すごく個人的な今回の選挙の見どころ。今回、存続が危ぶまれた社民党がギリギリ生き残ったのだけど、その戦略が結構面白かった。ターゲット層も行動の仕方も、正攻法で、戦略の取り方間違ってないんだよな。それでちゃんと生き残ってる訳だし。公約があまり当てはまらなかったから入れてないけど、選挙後のニュース記事を見ていたら、同じ少数派族としてうっかり惹かれるものがあった。今後ちょっと気にしておこうかなという気持ちになった。(だからと言って支持をしているわけでもないし、入れるかどうかは別だけど)

あと、憲法のことはもう少し勉強したい。(特に文学的観点から)

簡単に済ませるつもりだったのに、ぐだぐだ小難しい思考を書き連ねてしまった。なんやねん。他にもね、面白い研究とかあって書きたい気持ちはあるけど、眠くなったのでもうやめる。ねむい。

そういえば、目標低く設定した10記事投稿達成したので、次は100記事投稿を目指したい。

それでは、今日はここまで。おやすみなさい。