雑記

好き勝手言います

選挙とアンパンチ

参院選が始まったヨ!!!ということで、選挙の話を書いてみようかなと思う。政治の話は敬遠されがちだけど、ただの小さな個人ブログだし、まあいいっしょ。何かを解説するとかではなく(そんな難しいことはできない)、私が「どこに投票しようかなー?」ってあれこれ考えるためだけの記事です。どうぞよろしく。

まあ、そんなに敬遠しないでおくれよ、と思う。確かに、つまらなくて、よく分からなくて、めんどくさそうなイメージはあるけどさ。そんでもって、世の中には、もっと分かりやすくて、簡単で、面白いものも、悲しいほどたくさんあるけどさ。

投票率なんて下がる一方で、調べてみたら、前回の参院選は48.80%、直近の衆院選は55.93%、20代に限って言えば、約3割。投票権を得た20歳の頃からどんな選挙にも欠かさず行っている私(一応まだ20代)は、なかなか少数派のようだ。

年代別の推移表(総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について)を見てみると、年齢を重ねるごとに投票率の割合は増えていき、60代70代あたりになると約7割ほどまでに上がる。どうしてだろう?単純に考えて、社会に出て、家庭を持って、歳を重ねて、いろんなことが分かってきて、それでやっと選挙に行こうと思えるってことだろうか?どこで、どういう実感が湧いてきてこうなるのか気になるところだ。それとも、周りの雰囲気に流されてるだけ?それはちょっと悲しいな。それか、政治を担っている人たちが自分の年代と近くなるにつれて、言葉に共感できるようになるからとか?不思議だ。

民主主義にも問題はあるけど、いろんな人が自分の意思を持ってそれを示そうとすることにはやはりとても意味があるように思う。いろんな人がいるこの世界ではいろんな意見が集まった方が良い。

職場の同期の子に、「選挙行ったことない。やり方とか分かんないし。あなたは行ってそうだよね。」みたいな嫌味っぽいことを言われたことがある。(たぶん本人は嫌味のつもりはないが。)この子は愚痴や悪口さえ言っておけば人とのコミュニケーションはどうにかできると思い込んでるような人で、「給料安い」とか「休み少ない」とか、そういうこともよく言っていたのだが、文句あるなら選挙くらい行けよ、と思う。それじゃあ、ただのお門違いな寒いクレーマーだ。こんなやつの話は聞く価値なんかない。筋が通ってないやつは嫌いだ。あ…、嫌いとか言うのは大人気ないだろうか?一応言い直しておこう。週一ペースでテーブルの角に足の小指ぶつければいいのに!(ーーここで「ばーか!ばーーか!」とガヤを入れる)

失礼。少々取り乱しました。

他にも「お小遣いが貰えるから行った」とか、「行っても誰が当選するか決まり切ってる選挙だったから行かなかった」とか、「自分は特に不便してないから行かない」とか、聞いたことがある。全くイカれた世の中だぜ。あぁん?舐めんなよ?(ーーここでメンチを切る)

そもそも、私はなんでちゃんと行ってるんだろう?教育過程によるもの?家庭の影響?確かに、ちゃんと選挙行っている親だったし、選挙のときは一緒に会場に連れて行ってくれたりしたけど。どうなんだろう。正直、そうじゃなくても、私ならちゃんと行くと思うんだよね。社会の仕組みを知って、自分の身の周りで起きていることを見ていれば、蔑ろにできない、必要なものだと分かる。厳しめに言えば、自由でいたい私としては、その権利の一つを「めんどくさい」や「どうせ変わらないから」や「よく分からないから」とかの理由で、易々と放棄してしまえる人のことを全く理解できない。それに、20歳の頃、高校の同級生と「期日前投票行ってきた」という会話を普通にしていた記憶があるので、当たり前に選挙に行ったり考えたりしている若い人もちゃんといる。 

そういえば、中学生の頃、公民の授業で選挙の仕組みなどを習うのだけど、先生は「選挙は大事だから行けよ?」みたいなことを言うだけで、私は「大事なことだし、投票率も問題になってるんだから、模擬選挙とか授業に取り込んでみたらいいのに。体感できた方が良くない?」などと一丁前に考えていた記憶がある。なんなら、やった結果を全国規模でちゃんと集計して、10代の子の認識の参考として公表するくらいやればいいのにとか思う。現実的かどうかはさておき、それくらいの気持ち。

若い人の投票率を上げるために、ネット投票を!という声もある。これは前に気になって調べてみたことがあって、いろんな理由があるのだけど、特に、「誰かに強制されることなく投票する機密性のある空間を作るのがネット投票だと難しい」という理由が私としてはけっこう納得できている。実際、世界的に見ても、ネット投票をしているのはまだエストニアだけだとか。デジタルな方法に将来性はあるとは思うけど、アナログのままでもよくない?ちゃんと足を運ぼうぜ?と思う。

なんか、私、真面目な優等生みたいになってるだろうか?それは少々不本意だ。昨日、自分なら何党を作るだろうかという妄想をしていたのだけど、「穏やかに過ごそうぜ党」を作って、一家に一匹スヌーピーのぬいぐるみを送りつけることで癒しを促し、働きすぎな大人たちが初心に戻れるようにお昼寝の時間を制定することを公約にしたいと考えていた。掲げる信条は「めんどくさい」。残念ながら優等生とは程遠い。

こういう話をしているからか、昔、「あなたみたいには生きられない」みたいなことを言われたのを思い出した。(別に政治の話をしていたわけではないが。)そのままじゃなくてもそういったニュアンスのことは度々言われたことがある気がする。たしかに、私は人とはちょっと違った温度感で生きているかもしれないので、そういうことがあるのはまあいいのだけど、自分の生き方や存在が誰かのプレッシャーになってしまうのは悲しくて憂鬱な気持ちになる。そもそも、私はまあまあポンコツで中途半端だし、自分には自分の見てきた道があって、他の人には他の人の見てきた道があるだけだから、私のようになんて生きる必要なんてないのに、となんとなくしんみりすることを思い出してしまった。人からの羨望の受け取り方って今だよく分からないし、それが上手にできるほど私の器はまだできていないようだ。

そうじゃなくて、言いたかったのは、選挙に行かない人ではなく、行けない人だっているだろうし、分かっているけどできないなんてことなんてザラにあるので、私の書いたことが誰かのプレッシャーにはなりませんように、とだけ願う。(たぶんそこまで読んでいる人はいないと思うが一応)

 

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この記事、実は一週間以上前から、文章化した方が考えるし調べるし整理できると思ってコツコツ書き進めているのだけど、選挙に行かない問題についてだけで文字数がやたらと増えてしまった。しかも、いつもなら期日前投票を早い段階でさっさと済ませてしまうのだけど、今回は何かとても悩んでしまって前日ギリギリになってもどこに入れるか決められていない。

最近は、テレ東BIZの『参院選”タブーなき”一問一答』というYouTubeの番組をよく観ている。テレビ局は選挙の当日に選挙特番を放送するけど、「当日じゃなくて、もっと前から情報を伝えてほしい」という視聴者の声に応えるべく、先月から一問一答形式で視聴者からの質問に答えている。テレビだと各党の公平性などから言えない部分もあるけど、ネットならできそうじゃない?という趣旨のもとで、始まった番組らしい。根本的な疑問から割と踏み込んだ話までしていているのでけっこう面白い。あくまで情報源の一つとしてですが、興味のある人がいたらリンク貼っておきます。(2022/7/9時点で第26問まで更新)

【第1問】創価学会の自民党への影響力は? 篠原裕明官邸キャップ&豊島晋作キャスターが回答【参院選“タブーなき”一問一答】(2022年6月15日) - YouTube

【第13問 ※番外編】参院選の投票の仕方って? 篠原裕明官邸キャップが回答【参院選“タブーなき”一問一答】(2022年6月27日) - YouTube

情報を集めるだけでも一苦労だ。選挙には正しい答えなんてものがない上にいろんな意見が錯乱している。世間からウケている有名な人がよい見解を示す人とも限らない。

その他には自分の考えを疑うべく、尊敬する人の哲学的な本をあれこれ読んだりしていた。

あーどうしようかな。今日中に決めて期日前投票行けるのかな。明日でもいいっちゃいいけど、今日中に行ってしまいたいな。憲法改正、安全保障、ジェンダー、進む円安、上がる物価、社会保障、税金、環境問題、エネルギー問題、働く環境と低賃金…。正直よく分からない。考えれば考えるほど分からなくなるループに入っている。プレゼントやお土産を買うときにどれにするか悩みすぎて結局ショボいものを買ってしまう時みたいになっている。別に、入れたけど後からやっぱ違ったかもって思うことなんてよくあるのだけど、今まで以上に悩んでいる。

そもそも、推してる政党や政治家がいるわけではないので、自分にとっての選挙は、監視してますという眼差しを向ける意味合いが一番強い。前は入れないよりは入れた方がいいという気持ちで白票を入れていたけど、最近は書いた方が効力があるという理由で何かしら書くようにはしている。そんでもって、野党が弱くて与党に偏りすぎているように思うので、野党のどこかに入れることが多い。与党にそこまで賛同できないというのもあるけど、一番はいろんな意見があってほしいという理由から全体のバランスを気にするという投票の仕方をしている。別に野党のことが好きというわけでもない。というか、野党が弱いこの構図はやはり問題に思う。一方がよくないならもう一方を、というのが成り立たないのは厳しいものがある。もっとしっかりしてほしい、という気持ちで入れている。

各政党の公約相性マッチングをやってるサイトもあるけど、やるたびに結果が変わる。この間なんて、1位に同率でいろんな与野党が並んだ。しかも1位でたった50%のマッチ率だった。回答以上にその理由を重要視したりするので、参考程度にとは思ってるけど、基本的に合う政党がない。保守、革新、現実、理想などいろんな思想があるけど、ほんとに微妙だとずっと思っている。何かを守りたいのならば何を変えていかないといけないのかを、何かを変えたいのなら何を守らないといけないのかをもっと考えなくてはいけないし、現実を進めていくには理想が、理想を求めるのなら現実を見る力を持つ必要がある。どうもそういうことが噛み合っているように感じない。(そして、こういうときの理想は独りよがりになりやすいし。)お互い潰し合う関係じゃなくて、お互い高め合う関係であってほしいよ、与党野党。

憲法改正はやはり気になる。憲法は守っていくべき大事なものという認識より、本当に必要があるなら改正はアリだと思ってるいる派なんだけど、体感的には今の政治家の人たちに触って欲しくない。

あとは、なんというか、教育分野を重視したい。人を育てるということにちゃんと投資してほしいですね。投資もしてほしいし、環境も改善改良してほしいと常日頃から思っている。なんというか、もっとインナーマッスル使って生きる人増えてほしいというか。(説明下手)

どの政党も微妙だなぁ。政党気にしつつ、比例も個人名にしようかなと思い始めた。…よし、決めた。この間からなんとなく気になっている野党の人に個人名で投票する。今から行って来る!なんか今日一日でどっと疲れた。帰りにアイスの実を買ってきて食べようと思う。そんでもってストレス発散に楽器たくさん吹こうと思う。

 

なんか、こんな記事、最後まで読む人いるのか本当に分からないけど、もし最後まで読んでくれた人がいたならば、ありがとうございました。ご苦労様でした。感謝の気持ちを込めて、アンパンマンを描きました!!!ご査収ください!

一枚は何も見ずに描いたアンパンチ(真の画力)で、もう一枚はお手本を見ながら下書きまでして描いたアンパンチ(本気の画力)です!!アンパンマンの利き手ってどっちなんでしょうね。では。

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